モードってどういう意味なんだろう?
私、机の前でまともにファッションのお勉強した経験が無い為、正確にモードという言葉を捉えることなくなにげなく使ったり、深く考えることなく今まで生きてきたのですが、最近ふと気になり調べてみたところ、辞書にはファッションの同義語。オート・クチュールのハイ・ファッションの様に、よりグレード感を与えるファッションに対する呼び名。デザイナーが打ち出した新しい作品に対する呼び名。または流行のスタイル、風潮、生活様式や服装等の習慣。
とありました。
人によっては奇抜なファッションスタイルのことをそう呼ぶ人もいるでしょうし、モノトーンの変わったパターンの洋服でスタイリングされた格好を思い浮かべる人もいるかもしれません。
様々なファッションスタイルが混在する現在、モードという言葉は非常に曖昧且つ多義な意味合いを持つ言葉となっていて、洋服に携わっている人間にとっても身近な言葉で無くなってきている様な気がします。
モード=ファッションとシンプルに考えると誰にとっても身近な言葉なはず。
ファッションなんだから時代によってその意味合いが常に変化し続け、常にその時代のファッションに対する人それぞれの新しい考え方なんだと、一人で納得したと同時に、必要以上の情報やモノが溢れる現代の日本において、それを表現することって難しいことだなぁとも思いました。
今まで見たことの無い様な全く新しいモノを見ることが稀な今日、モードを表現することは新しい考え方やコーディネートしかないとも思います。
既存のモノでも着こなし一つで新鮮に魅せれるし、有りそうで無かった隙間を突くことも大切。
最近モードを感じた(あくまで自分的にですが)ディスプレイをほんの少しご紹介させて頂きます。

東京は南青山の有名店、
Liquor,Woman&Tearsのディスプレイ

洗いのかかったジャケットに敢えてフリルの付いたドレッシーなシャツ、そしてLWTお決まりのボウタイがアクセント。ポケットチーフの代わりに胸に挿したサングラスも良い感じです。洗いのジャケット=カジュアルではない、色目を抑えつつもインパクトのあるコーディネートに感じました。

ショールカラーのタキシードなのかガウンなのか・・・有りそうでなかなか無いジャケット。
こちらはPHENOMENONの一品。
lacquer&C. TOKYO STOREのディスプレイ
デニムのジャケットを使用したエレガントなスタイリング。右側のカバーオールの様なパターンのジャケットにも敢えてポケットチーフまで挿す徹底ぶり。どちらもシンプルなカラーリングでクールな印象です。ここでもデニムのジャケット=カジュアルではなく、一歩間違えば普通のワークスタイルになってしまうジャケットにドレスシューズまで合わせ、見事に垢抜けたコーディネートに仕上っています。
何気ないところにこだわりやオリジナリティーを感じるコーディネートに私的モードを感じるこの頃。
良い刺激とし、決して何かの模倣ではなく新しい発想の源にしていきたいと思うのです。